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「完璧じゃなくても、見せてもいいよ」って言ってくれる場所、それがBluesky
皆さん、こんにちは!裏路地スタイルの管理人です。
僕、普段から絵を描いたり、文章を書いたりするんですけど、いつも悩むのが「どこまでできたら、SNSに投稿していいんだろう?」ってことなんです。特に、Twitter(今のX)とかだと、みんな完成度の高い作品をバンバン投稿してるから、「まだ途中だしな…」「これで反応なかったらどうしよう…」って、ついつい出し惜しみしちゃうんですよね。
でも、最近使い始めてるBlueskyで、ちょっと面白い発見をしたんです。それは、「WIP(Work In Progress:制作途中)」の作品を、すごく気軽に投稿できる雰囲気があるってこと。
「まだ完成してないのに、見せるなんて恥ずかしい…」って思う人もいるかもしれません。僕もそうでした。でも、Blueskyでは、その「途中」を見せることに、たくさんのメリットがあることに気づいたんです。
今回は、そんなBlueskyでWIPを共有するメリットについて、僕の体験も交えながら、ゆる~くお話ししていきたいと思います。もし、皆さんも「制作途中だけど、ちょっと誰かに見てほしいな」って思うことがあれば、ぜひ読んでみてくださいね。
BlueskyでWIPを共有するって、具体的にどういうこと?
まずは、「WIPを共有する」ってどんな感じなんだろう?ってところから、簡単に説明させてくださいね。
WIPって、つまり「制作過程」のこと
WIPっていうのは、簡単に言えば「制作途中」の作品や、その過程で見えてくるアイデア、ラフスケッチ、試行錯誤の様子なんかのことですね。
例えば、
- イラストなら、ラフ案、線画、色塗りの途中、部分的なアップなど
- 文章なら、書き出しのメモ、構成案、推敲中の文章、部分的な引用など
- 写真なら、撮影前のロケハン風景、試し撮り、現像前の生データなど
こんな感じで、「完成」に至るまでのいろんな段階のものを指します。
「完璧じゃなくてもいいよ」の空気感がBlueskyにはある
他のSNSだと、「完成品じゃないとダメ!」みたいな、無言のプレッシャーを感じることってありませんか?でも、Blueskyは、そういう肩ひじ張った感じが、あんまりないんですよね。
むしろ、「へぇ、こういう風に作ってるんだ!」「この段階で、もうこんなにすごいんだ!」みたいな、制作過程そのものに興味を持ってくれる人が多いような気がします。
だから、「完璧なものじゃないと恥ずかしい」って気持ちより、「みんなも頑張ってるし、ちょっと見せてみようかな」って、気軽に投稿できるんです。この**「完璧じゃなくてもいいよ」っていう、ゆるい空気感**が、Blueskyの魅力の一つだと僕は感じています。
BlueskyでWIPを共有する、5つのメリット!
じゃあ、具体的にWIPを共有すると、どんな良いことがあるんだろう?僕が実際に感じたメリットを5つ、ご紹介しますね。
1. 「反応」じゃなくて「共感」がもらえるチャンス!
完成した作品だと、「いいね」とか「すごい!」ってシンプルに評価されることが多いですよね。もちろん嬉しいんだけど、WIPだと、ちょっと違う種類の反応がもらえるんです。
僕が体験したのは、イラストの線画だけを投稿した時でした。その投稿に、同じようにイラストを描いている人から「この線の強弱、どうやって出してるんですか?」とか、「このデッサン、めちゃくちゃ参考になります!」みたいなコメントが来たんです。
これって、ただの「反応」じゃなくて、**「あなたの制作過程に興味があります」「あなたの苦労が分かります」っていう「共感」**なんですよね。
「共感」は、すごく温かい気持ちになるし、「ああ、自分のやってることが、誰かの役に立ってるんだな」って、モチベーションにも繋がります。この「共感」って、WIPを共有するからこそ得られる、特別なものだと感じています。
2. アイデアが広がる!思わぬ「ヒント」がもらえることも
これ、WIPを共有する大きなメリットの一つだと思います。
僕が以前、キャラクターデザインのラフを投稿した時に、「このキャラクター、〇〇の要素も入れたらもっと面白くなりそうですね!」っていうコメントをもらったことがあったんです。自分では全く考えてなかったアイデアだったので、すごく目からウロコでした。
もちろん、全部の意見を取り入れる必要はないんですけど、自分一人で考えているだけでは気づけなかったような、新しい視点やヒントをもらえることがあるんです。
特に、Blueskyは専門家というより、同じように創作を楽しんでる人が多いから、すごくフラットな意見をもらえることが多いです。まるで、カフェで友達と「これどうかな?」って相談してるような感覚で、アイデアを広げることができますよ。
3. 「記録」として残せる!自分の成長を実感できる
WIPを投稿し続けると、それがそのまま自分の**「制作記録」**になるんです。
僕も、過去のWIP投稿を見返すことがあるんですけど、「この頃は、こんな描き方してたんだな」「この線は、あの時すごく悩んだんだよな」って、当時のことを思い出したりするんです。
そして、何より「あの時の自分より、今の自分はここが成長してるな」って、自分の成長を客観的に確認できるのがすごく嬉しいんです。
完成品だけだと、どうしても「最終形」しか残らないけど、WIPの記録があれば、そこに至るまでの試行錯誤や努力の過程が、ちゃんと可視化される。これって、未来の自分への、最高の応援メッセージになると思いませんか?
4. 投稿の「ハードル」がグッと下がる!継続しやすくなる
これが、僕にとって一番大きなメリットかもしれません。
「完璧なものを投稿しなきゃ」って思うと、それだけで投稿するまでのハードルがめちゃくちゃ上がっちゃうんです。でも、WIPなら「まだ途中だし、気軽にポンと出しちゃえ!」って思えるんですよね。
「今日はここまで進んだよ」とか、「この部分、ちょっと悩んでるんだ」とか、本当にちょっとした進捗でも気軽に投稿できる。そうすると、「毎日投稿しなきゃ」みたいなプレッシャーも感じにくいし、「SNSに触れる習慣」が自然と身につくんです。
結果的に、継続して発信しやすくなるから、自分の創作活動自体も活発になるし、フォロワーさんとの接点も増える。良いこと尽くしですよね。
5. 「こんな人なんだ!」人間性が伝わり、ファンが増えることも
完成した作品だけだと、どうしても「すごい作品を作る人」っていう、ちょっと距離のあるイメージになっちゃうことってありませんか?
でも、WIPを共有すると、「この人は、こういう考え方で作品を作ってるんだ」「この人も、こういうところで悩むんだな」っていう、人間らしい側面が見えるようになるんです。
僕も、他の人のWIP投稿を見て、「この人、めちゃくちゃ丁寧に制作してるんだな」「意外と、こんなお茶目な一面もあるんだ!」って、その人自身の魅力に気づくことがよくあります。
そうすると、作品だけじゃなくて、その人自身に興味が湧いてきて、「この人の作品、これからも応援したいな」って気持ちになる。つまり、作品のファンだけじゃなくて、「あなた自身」のファンが増える可能性も大いにあるってことなんです。
BlueskyでWIPを共有する、ちょっとしたコツと注意点
WIPを共有するメリットはたくさんあるんですけど、せっかくなら効果的に、そして安心して共有したいですよね。僕が実践してる、ちょっとしたコツと注意点をお伝えします。
コツ1:何についてコメントしてほしいか、一言添える
WIPを投稿する時に、「ここ、どう思いますか?」とか、「色のバランス、これでいいかな?」みたいに、具体的に何について意見がほしいかを一言添えると、コメントをもらいやすくなります。
「いいね」だけでも嬉しいけど、具体的なコメントをもらえた方が、今後の制作のヒントになることが多いですからね。
コツ2:完璧じゃなくても気にしない!
一番大事なのはこれかもしれません。WIPは、あくまで「途中」の段階のもの。完璧じゃなくて当たり前です。
もし「もっとこうした方がいい」みたいな意見をもらったとしても、「そうか、そういう見方もあるのか!」って、気軽に受け止めるくらいの気持ちでいるのが大切です。
全部の意見を取り入れなきゃいけない、なんてことは全くありませんからね。
コツ3:カスタムフィードを活用する
Blueskyのカスタムフィードは、WIP投稿と相性抜群です。
例えば、「#WIP交流」「#イラスト制作過程」みたいなフィードを探して、自分の投稿をそこに加えてみるんです。そうすると、よりWIPに興味がある人たちに、あなたの投稿が届きやすくなります。
僕も、WIPを投稿する時は、必ず関連するフィードに追加するようにしています。そこから新しい繋がりが生まれることも多いですよ。
注意点1:見せたくない部分は隠す、ぼかすなど工夫する
例えば、まだ公開したくない情報や、個人的なメモなどが写り込んでしまう可能性がある場合は、投稿する前に隠したり、ぼかしたりするなどの工夫をしましょう。
特に、まだアイデア段階で「真似されたくない」という気持ちがある場合は、その辺りも考慮して共有範囲や内容を決めるのが良いかもしれません。
注意点2:ネガティブな反応は気にしすぎない
残念ながら、どんなに良い内容の投稿でも、意図しない形でネガティブな反応が来ることが、SNSではゼロではありません。
もし、WIPに対して心ない言葉が届いてしまったとしても、気にしすぎないことが大切です。WIPを共有する目的は、あなたの成長や繋がりを深めること。そうではない反応は、スルーする勇気も必要です。
WIPの共有が、あなたの創作を加速させる!
僕自身、BlueskyでWIPを共有するようになってから、創作活動が本当に楽しくなりました。
以前は「完成しなきゃ」っていうプレッシャーがすごくあったんですけど、今は「今日はここまで進んだから、ちょっと見せてみようかな」くらいの気軽な気持ちで、毎日創作に向き合えるようになったんです。
そして、何よりも、僕の作品の制作過程に「共感」してくれる人たちとの出会いが、本当に嬉しい。
完成品を見て「すごいね」って言われるのももちろん嬉しいけど、試行錯誤してる段階を見て「頑張ってるね」って言われるのは、また違った温かさがあるんです。
Blueskyは、まだ「育っていく過程」のSNSだからこそ、ユーザーもみんなで一緒に「育んでいこう」っていう優しい気持ちがあるのかもしれません。
もし、あなたが今、「まだ完成してないから…」って、作品を出すのを躊躇してるなら、ぜひ一度、BlueskyであなたのWIPを共有してみてください。
きっと、あなたの創作活動に、新しい風が吹き込んでくるはずです。
そして、あなたの「途中」を見せる勇気が、誰かの「次の一歩」になることも、きっとあるはずですよ。